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One Night LOVE
第1章 ココア
「あの……」


男性経験がほとんどない私にはハードルが高すぎる。
何て伝えればいいのだろうか。
この年になっても分からないのかって思われたら、恥ずかしい。
だから、顔が見えないように両手で私は自分の顔を隠した。


「し…したい…です……」


勇気をもって伝えたが、彼は何も言わないし、触ってもこない。
言葉を間違えたのだろうか。
それとも、そういう意味ではなかったのだろうか…
恐る恐る手をどけると、目の前の彼は優しく微笑んでいる。
だけど、その笑顔はどこか怖い。
いたずらというか、企んでいるというか、Sの顔というか…
背筋がゾクッとして、ほてっていた身体が一気に冷めた。


「あの…んっ……」


言葉を交わす前に、優しくキスをしてきた。
唇をついばむようなキスを何度もしてきて、それが優しくて気持ちがいい。
彼のキスにうっとりしていると、彼が唇を離して、べーっと舌を出してきた。
同じようにしてって意味なのだろう。
私も舌を出そうとしたが、どうやらさっきのキスで力が入りにくくなっていて、思ったよりも舌がでない。


「かわいい…」


クスっと笑って、私が一生懸命出した舌を舌先で舐めてくる。


「んっ……」


舌の先端を突かれた時、一瞬だけど子宮が熱く感じた。
こんな風にされたことがないから…この先、どんな感触があるのか恐怖になってきた。


「んぅ……はぁっ……」


彼の舌の先端がどんどんと上に上がってくる。
こんな姿……見られていたら恥ずかしい。
舌を出して、快感を得ているなんて……。


「んっっ……!」


上まで上がったかと思ったら、一気に私が出していた舌に絡めて口の中に押し込まれた。
一瞬だけ苦しさを感じたが、舌はあまり動かさず、ゆっくりと中で動いている。
そのゆっくりさがじれったくていい。
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