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One Night LOVE
第1章 ココア
「そっか……あの日、何で君のことを綺麗って思ったか分かった」
「……え?」
「あの日もこんな顔をしてたよ。男に抱かれたいって顔」
「そんな顔……っ」


していない、と言いたかったけど、私の思考回路は停止していた。
ゆっくりと目を開けて、鏡を見ると、火照った頬、艶っぽい唇、物欲しそうな目……
自分の顔なはずなのに、自分ではないように見えた。


「ね?綺麗でしょ?だから、自信をもって」


私は、ゆっくりと頷いた。
いつも、私は自信がない。
だけど、たまには、彼のいうとおり、自信を持ってもいいかもしれない。


「だけど、彼は惜しいことをしたね」
「え……?」
「こんなに反応をしてくれる彼女を振るなんて」


そういえばそうだった。
彼氏にフラれたこと忘れてた。
彼から与えられる快感で頭がいっぱいになっている。


「あっ……あん、あっ……それされたらっ……!」


左手は中をかき混ぜたまま、右手は固くなって出てきているク●を優しく触ってきた。
ヌルヌルの私の愛液で、滑りがよくなって、気持ちがいい。


“グチョ…グチョ…ピチャッ……”


彼の手の動きで、音がどんどん大きくなっていく。
私は、涙を流しながら、鏡に映っている自分を見つめている。
彼の目に映っている自分はこんななんだ。
彼はこんな風に私の身体に接してくれているんだ。
この日のことを目に焼き付けて……忘れないようにしなきゃ。


“ジャブジャブジャブッ……”


意識が飛び始めて、私は声が出なくなっていた。
何かが出る、そんな感覚だけはあった。


“プシャッ……”


子宮がかなり熱くなっていたから、潮が出て、少しは楽になった。
楽にはなったけど……今度はムズムズしてきたのだ。
早く、彼のモノがほしい。






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