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赤椿の島、青き恋~椿島の人魚たちへ
第4章 心に降る雨ー海辺にて、炎の一夜。身も心も燃やし尽くしてー
《彼が素肌に》纏う香りは、よく嗅ぎ慣れたものとは違うように感じられたのだ。それは、とても微妙な違和感にすぎなかったけれども、心のどこかに引っかかり抜けない小骨のように香蘭の心に翳を落とした。
少しく後、再び香蘭の胎内で男自身が暈を増してきたのが判った。
「ーぅ、あ、あっあぁっ」
だが、丹念かつ手慣れた巧妙な愛撫によって、香蘭の意識はまた幾度目とも知れぬ官能の大波に呑み込まれていった。
けれどー。後になって、このときの違和感について何故、もっと考えてみようとしなかったのか。香蘭は後悔に苛まれることになるとはこの時、考えだにしなかった。
少しく後、再び香蘭の胎内で男自身が暈を増してきたのが判った。
「ーぅ、あ、あっあぁっ」
だが、丹念かつ手慣れた巧妙な愛撫によって、香蘭の意識はまた幾度目とも知れぬ官能の大波に呑み込まれていった。
けれどー。後になって、このときの違和感について何故、もっと考えてみようとしなかったのか。香蘭は後悔に苛まれることになるとはこの時、考えだにしなかった。

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