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赤椿の島、青き恋~椿島の人魚たちへ
第4章 心に降る雨ー海辺にて、炎の一夜。身も心も燃やし尽くしてー
 更に驚愕したのは、我が身が一人ではないことだった。床に入った香蘭は逞しい腕にしっかりと抱きしめられている。そして、あろうことか香蘭も一切何も身につけておらず、相手も同じということだった。



 香蘭の涙に曇る視界はぼやけ、一人の男が映じていた。



 香蘭が意識を取り戻したと知り、男が慌てて身を引こうとする。男が離れようとしているのを知り、香蘭は夢中で細い腕を男の背中に回した。
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