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赤椿の島、青き恋~椿島の人魚たちへ
第2章 叶わぬ夢~憧れ~
 流麗な手蹟であるのは判った。こんな見事な字を書く人が到底、デタラメや思いつきを書くように思えない。




 とはいえ、誰が何の意図でこんなものを書いたのか、はたまた、この瓶がどこから来たのかも謎だ。恐らくは波が運んできたものに相違ないが、差出人が判るはずもないのだ。




  誰に当てたものかすら判らない。
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