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イケナイアソビ。
第7章 咎人-出逢い編-

 藤次郎が銀之助を見れば、彼は真剣な面持ちで少女を見つめている。

 あまり笑わない仏頂面をした銀之助の意外な一面を垣間見た藤次郎は驚きを隠せない。同時に、人間らしいこの男にますます深みに填(はま)っていきそうで、藤次郎は恐かった。


 少女の名は、『はな』というらしい。
 おはなは藤次郎と初めて出会った頃よりも少しずつだが話すようになっていた。

 ひょんなところでおはなと出会ってから数日経ったある日のことだ。銀之助は迷子の少女が亡き娘に似ていると、町名主から引き取りの話を受けた。町名主は曲がったことが大嫌いな人物で、実直な人柄だった。町名主を悪く言う人物は誰ひとりとしていない。そこで藤次郎と銀之助は彼におはなを託すことにしたのだった。



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