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僕の愛する未亡人
第18章 社内秘 飯塚冴子①
半ば急いで冴子は指を引き抜き、何とか息を落ち着かせて、個室を出る。汚れた手を丁寧に洗い、大丈夫だと言い聞かせて、外に出た。
「え…… 」
「大丈夫? わざわざここのトイレに入るの見えて、体調悪いのかと思って。……生理痛とかなら薬、持ってるよ」
心配そうな顔をして立つ、佳織だった。
その背後、少し離れた場所には台車があり、明日の会議で使うプロジェクターや資料が積まれているのが見える。
冴子とほぼ同じタイミングでエレベーターを降り、会議室へ向かう途中だったのだろう。
偶然にしては、出来すぎている。
冴子はそんなことを一瞬だけ思いながら、表情を取り繕おうとした。
「デリカシーなかったかな、ごめん」
だが、唇をきゅっと噛む佳織の姿があまりに無防備で、セクシーに見えてしまう。
「――本間さん、一人で準備してるんですか」
低い声で、淡々と尋ねる。
だが、冴子の中には湧き上がる何かがあった。
「え? うん、みんな今日、出払っちゃってて」
照れたように笑みを浮かべる佳織――彼女の手を冴子は引っ張り、先程身を潜めていた個室に佳織を押し込んだ。
「えっ、あ……」
短い声が、狭い個室に響く。
佳織にとっては、デジャヴと言っていい。以前、個室で理央に奉仕をした――さらに先日、逃げ場もないまま強引に抱かれた記憶。
違う相手なのに、身体が先に、その緊張を思い出してしまう。
同時に、自分も、理央も、冴子も同じことを考えたのかと咄嗟に思った。
つまり――
「あ……」
佳織の顔が熱くなる。
(わざわざトイレに入ってたのって……)
「我慢……できなくて、一人で……?」
性欲が強いとはいえ、理性的な彼女に限ってそんなことは、と思うより先に、言葉が出る。
そんなことを聞かれると思わず、冴子の目尻がぴくんとかすかに動く。
その表情に、確信した佳織は妖しい笑みを浮かべた。
冴子は佳織におねだりをしようと思ったのに、それより先に、佳織に抱きすくめられる。
「ダメじゃない……仕事中に」
「あ……っ」
いつもの冴子の余裕が削れていく。
「ふふ……首元から、やらしい匂い……してる。飯塚さん……これ、エッチした後の匂いだよ?」
首筋に、佳織の唇が押し当てられ、欲しかった刺激に体が震えた。
「え…… 」
「大丈夫? わざわざここのトイレに入るの見えて、体調悪いのかと思って。……生理痛とかなら薬、持ってるよ」
心配そうな顔をして立つ、佳織だった。
その背後、少し離れた場所には台車があり、明日の会議で使うプロジェクターや資料が積まれているのが見える。
冴子とほぼ同じタイミングでエレベーターを降り、会議室へ向かう途中だったのだろう。
偶然にしては、出来すぎている。
冴子はそんなことを一瞬だけ思いながら、表情を取り繕おうとした。
「デリカシーなかったかな、ごめん」
だが、唇をきゅっと噛む佳織の姿があまりに無防備で、セクシーに見えてしまう。
「――本間さん、一人で準備してるんですか」
低い声で、淡々と尋ねる。
だが、冴子の中には湧き上がる何かがあった。
「え? うん、みんな今日、出払っちゃってて」
照れたように笑みを浮かべる佳織――彼女の手を冴子は引っ張り、先程身を潜めていた個室に佳織を押し込んだ。
「えっ、あ……」
短い声が、狭い個室に響く。
佳織にとっては、デジャヴと言っていい。以前、個室で理央に奉仕をした――さらに先日、逃げ場もないまま強引に抱かれた記憶。
違う相手なのに、身体が先に、その緊張を思い出してしまう。
同時に、自分も、理央も、冴子も同じことを考えたのかと咄嗟に思った。
つまり――
「あ……」
佳織の顔が熱くなる。
(わざわざトイレに入ってたのって……)
「我慢……できなくて、一人で……?」
性欲が強いとはいえ、理性的な彼女に限ってそんなことは、と思うより先に、言葉が出る。
そんなことを聞かれると思わず、冴子の目尻がぴくんとかすかに動く。
その表情に、確信した佳織は妖しい笑みを浮かべた。
冴子は佳織におねだりをしようと思ったのに、それより先に、佳織に抱きすくめられる。
「ダメじゃない……仕事中に」
「あ……っ」
いつもの冴子の余裕が削れていく。
「ふふ……首元から、やらしい匂い……してる。飯塚さん……これ、エッチした後の匂いだよ?」
首筋に、佳織の唇が押し当てられ、欲しかった刺激に体が震えた。

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