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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第40章 文化祭
 今日は文化祭準備の最後の日だからか、それぞれの教室ではほぼ飾り付けなどが出来上がっていた。


「あ、陽菜ちん、遅いじゃ〜ん」


 教室に入ると青髪の森田くんが私に気付いて声をかけてきた。その時、教室内にいた女子たちの会話が止んで一瞬シンと静まり返った。


 えっ……何?


「陽菜、おはよー。今日は遅いじゃん、どうしたの?」


 沈黙を破って、沙耶がいつも通り話しかけてくる。


「……おはよ、沙耶。ちょっと寝坊しちゃって……」

「へ〜陽菜ちんでも寝坊するんだ?」


 沙耶と森田くんと話してると、教室内がまた騒がしくなって、さっきのはなんだったんだろうって気になった。


「あ、そうだ。沙耶、昨日私にLINE送ったでしょ? メッセージ取り消してたけど、何か急ぎの用だった?」

「あ〜ごめん。それ間違えて送っちゃったの。気にしないで〜」

「そっか」


 私はホッとして、石田くんが居ないことに気づいた。


「石田くんは……まだ来てないの?」

「あ〜石田は他のクラスに行ってるよ〜。そういえば陽菜ちん、昨日は彼氏が来たんだって?」

「えっ?」


 森田くんがニヤニヤ笑ってる。


「石田から聞いたよ、彼氏にちょっかいかけるなって、キレられたって」

「……っ」



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