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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第40章 文化祭
「お、おう」


 石田くんは照れながら私の腕を離してくれた。そして歩き出そうとした時、


「……陽菜?」


 後ろから声をかけられて振り返ると、仕事帰りのお父さんがいた。


「お父さん!」


 私は喜んでお父さんに駆け寄る。


「ああ、やっぱり陽菜かい。こんな時間に帰宅だなんて珍しいね」

「文化祭の準備してたら遅くなったの」


 お父さんはチラッと石田くんを見る。


「あ、彼はクラスメイトの石田くん。暗くて危ないからって、送ってくれたの」

「そうかい……。娘が世話になったね、ありがとう」


 お父さんは私の肩を抱きながら、石田くんに礼を言う。


「あ、いえ……。じゃあ、オレ帰ります」

「気をつけて」

「はい、ありがとうございます」


 石田くんはペコッと頭を下げると、私たちとは逆方向に帰って行った。


「……さっき、彼に腕を掴まれてるのを見たけど、何もされてないかい?」

「うん、後ろから車が来たから助けてくれただけ」


 お父さん、やっぱり見てたんだ。


「そうかい。でもアプローチはされたんだろう?」

「え、どうしてわかるの?」

「じゃなきゃ、自分と反対方向の子を送ったりしないよ」

「……っ」




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