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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第40章 文化祭
それからずっと話題は私の彼氏の話で持ちきりになった。何歳だとか、どこで知り合ったとか聞かれたけど、文化祭の準備に集中して曖昧にした。でも沙耶と石田くんと遅刻してきた森田くんに「彼氏が見たい」と何度も言われ、結局、文化祭当日に彼氏を呼ぶことになってしまった。
まさか「好きな人がいる」発言から、こんなことになるなんて……。誰とはまだ言ってないけど、もし一ノ瀬さんを呼んでしまったら、私が一ノ瀬さんと連絡取ってること、沙耶を通じて真人お兄ちゃんにバレてしまう。だから一ノ瀬さんには頼れない……。
「……ていうか、どうして石田くんがいるの?」
私は自宅に帰る途中で、隣を歩いている石田くんに問いかけた。
「陽菜を家まで送ろうと思って」
「そういうのはいいよ……」
「だって、文化祭の準備けっこうかかったじゃん。もう暗いし危ないから」
その時、後ろから眩しいライトを照らされて、とっさに石田くんが私の腕を引っ張った。車は私たちの横をすごい勢いで走っていく。
「あっぶねえなぁ! もっとゆっくり走れよ」
石田くんは去っていった車に叫ぶ。
「な? ほら、危ないだろ?」
「ありがとう……」
私は一応、お礼を言った。
まさか「好きな人がいる」発言から、こんなことになるなんて……。誰とはまだ言ってないけど、もし一ノ瀬さんを呼んでしまったら、私が一ノ瀬さんと連絡取ってること、沙耶を通じて真人お兄ちゃんにバレてしまう。だから一ノ瀬さんには頼れない……。
「……ていうか、どうして石田くんがいるの?」
私は自宅に帰る途中で、隣を歩いている石田くんに問いかけた。
「陽菜を家まで送ろうと思って」
「そういうのはいいよ……」
「だって、文化祭の準備けっこうかかったじゃん。もう暗いし危ないから」
その時、後ろから眩しいライトを照らされて、とっさに石田くんが私の腕を引っ張った。車は私たちの横をすごい勢いで走っていく。
「あっぶねえなぁ! もっとゆっくり走れよ」
石田くんは去っていった車に叫ぶ。
「な? ほら、危ないだろ?」
「ありがとう……」
私は一応、お礼を言った。

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