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第40章 文化祭

「陽菜はもしかして、俺が沙耶ちゃんを好きになるかもしれないと不安になってるかもしれないけど、それは絶対ないからな？」

「えっ……」


　考えていたことを言い当てられて私は戸惑った。


「もう一回言うけど、俺が愛してるのは陽菜だけだ。逆に言えば、陽菜以外、愛すことはない」

「……っ……」

「だから勝手に妄想して傷つくのはやめろよ？」

「……うん……」


　真人お兄ちゃんには全て見透かされていた。


「でも沙耶ちゃんには、俺たちの関係がバレないようにしないとな」


　そう言いながら、真人お兄ちゃんは私の短パンの中に手を入れる。


「んっ……」

「兄妹でセックスするなんて知られたら、やばいからな……」


　真人お兄ちゃんの長い指が膣口に入ってくる。


「お兄ちゃ……、っん」


　真人お兄ちゃんは私の唇に深いキスをした。


「んんっ……」


　私は、私しか愛さない真人お兄ちゃんに心から安心した。


「お兄ちゃんっ……、好きっ……」

「陽菜っ……、愛してるっ……」


　私と真人お兄ちゃんはキッチンで愛し合った。その後もリビングで愛し合って、真人お兄ちゃんからの愛の証をたくさん注いでもらった。