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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第39章 甘いお仕事
「君はオレと似ているな」

「え?」

「オレも父親とはうまくいってないんだ」

「えっ? あんなに優しいお父さんなのに?」

「……え?」


 一ノ瀬さんが眉間に皺を寄せて私に振り返った。


「オレの父親と会ったことがあるのか?」

「あっ、はい。あ……言ってなかったでしたっけ? 私、道端で熱中症で倒れて、一ノ瀬さんのお父さんに助けてもらったんです」

「!」

「一ノ瀬さんのお父さん、大企業の社長さんなんですね。びっくりしました」

「……」

「今度、お父さんと御礼しに行くんです」

「オレの父親とは関わらない方がいい」

「え? どうしてですか?」

「あの人を信用しないほうがいい」

「えっ……」


 なんだか、一ノ瀬さんの様子がおかしい。一ノ瀬さんは車を発進させると、それ以上何も話してくれなかった。


 もう10月だからか、夕方になると薄暗くなってきた。


「あ、一ノ瀬さん。ここでいいです」


 私は家の近くで声をかけた。


「周り民家ないし、家の前まで送るぞ?」

「いえ、大丈夫です」


 家の前まで送ってもらうと、お父さんと鉢合わせになるかもしれないからそれは避けたい。






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