この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第39章 甘いお仕事
「こんなの絶対に美味しいに決まってますっ! それに味だけじゃないです、おじいちゃんや夏美さんの人柄やお店の温かさに……感動したんです」
特に夏美さんの情熱に胸を打たれた。
「それを聞いたら、彼らも喜ぶだろうな」
「あの……バウムクーヘン、今食べてもいいですか?」
「ああ、いいぞ。良かったら君の感想を聞かせてくれ」
一ノ瀬さんならそう言うと思った。私の感想なんかでも役に立つなら協力したい。それにたぶんもう一ノ瀬さんとは会う機会がないだろうから……。
私はつむぎのバウムとだけ書かれた商品を見つめた。おしゃれでもなんでもないパッケージだけど、中に入ってるバウムクーヘンはとても美味しそうだった。
袋を開けて、バウムクーヘンの香りを嗅ぐ。
「なんだか、懐かしい香りがする……」
初めて食べるのになぜだろう。
「いただきます」
私はバウムクーヘンを一口かじって食べた。しっとりした生地が口の中に広がる。
「……」
――あれ? 私、この味……知ってる。
どこで? どこかで食べた?
ていうか、これって……。
「……どうした?」
反応がない私を心配して、一ノ瀬さんが運転席から声をかける。
特に夏美さんの情熱に胸を打たれた。
「それを聞いたら、彼らも喜ぶだろうな」
「あの……バウムクーヘン、今食べてもいいですか?」
「ああ、いいぞ。良かったら君の感想を聞かせてくれ」
一ノ瀬さんならそう言うと思った。私の感想なんかでも役に立つなら協力したい。それにたぶんもう一ノ瀬さんとは会う機会がないだろうから……。
私はつむぎのバウムとだけ書かれた商品を見つめた。おしゃれでもなんでもないパッケージだけど、中に入ってるバウムクーヘンはとても美味しそうだった。
袋を開けて、バウムクーヘンの香りを嗅ぐ。
「なんだか、懐かしい香りがする……」
初めて食べるのになぜだろう。
「いただきます」
私はバウムクーヘンを一口かじって食べた。しっとりした生地が口の中に広がる。
「……」
――あれ? 私、この味……知ってる。
どこで? どこかで食べた?
ていうか、これって……。
「……どうした?」
反応がない私を心配して、一ノ瀬さんが運転席から声をかける。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


