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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第39章 甘いお仕事
 突然、店の中に飛び込んできたのは、20代くらいの若い女性だった。


「夏美……びっくりした。お客様がいらっしゃるんだよ、もっと静かに入ってきなさい」

「あっ、ごめんなさい! お店に着いたら話し声が聞こえたから、つい……」

「すみません、この子は私の孫なんです」

「窪田夏美です! おじいちゃん、この方たちは?」

「コンサルタント会社の方たちだよ。こちらのお嬢さんは職業体験で見学しに来たそうだ」

「職業体験!? 今は高校生でもそういうのやるのね!」


 夏美さんは顔をパァッと輝かせて、私に話しかけてきた。


「あの、お邪魔してます、水嶋陽菜です」

「陽菜ちゃんね! 何年生?」

「2年生です」

「そっか、高校生かぁ、懐かしいなぁ」

「夏美、今はお客様と大事な話をしているから席を外してくれないか?」

「やだよ! だっておじいちゃん、店を畳む気でいるでしょ? 私は反対だから!」


 夏美さんはこのすみれ洋菓子店をまだ続けさせたいんだ。


「夏美さん、私は一ノ瀬と申します。私もこのすみれ洋菓子店が無くなるのはもったいないなと思っています」


 夏美さんは一ノ瀬さんの言葉に顔を輝かせる。




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