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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第39章 甘いお仕事
「すみれ洋菓子店へ行く前に、こっちを調査する」


 一ノ瀬さんは駅前にあるお洒落なお店の駐車場へと入っていく。


「ここは……ケーキ屋さん?」

「パティスリー・ル・ローブ。すみれ洋菓子店の競合店だ」

「!」


 そういえば、ここが出来てからすみれ洋菓子店の売上が落ちたと話していた。


「さすがローブ(ドレス)というだけあって、外観が華やかだな」

「なんだかおしゃれすぎて敷居が高い感じ……。こんな制服で入っていいのかな……」


 店の中に入ると、大きなショーケースがあって、その中に色んな種類のお洒落なケーキが沢山並んでいた。店内には喫茶スペースもある。


「わあっ……キラキラしてる、宝石箱みたい」

「好きなのを頼んでいいぞ」

「えっ、いいんですか!?」


 私が振り返ると、一ノ瀬さんはクスッと笑った。


「……あっ、えっとじゃあ、ショートケーキにしよかな……」

「ひとつでいいのか? いくつ頼んでもいいんだぞ」

「えっ!? んっと……」


 私たちはドリンクも頼んで、喫茶スペースでケーキを食べることにした。テーブルには3つのケーキと紅茶とコーヒーが並べられた。



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