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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第39章 甘いお仕事
「その資料の片づけが終わったら、他のスタッフの指示を仰いでくれ。昼食を取ったらすぐロビーに来るように」
一ノ瀬さんの表情は変わらず、淡々とそう言うと、すぐにフイッと横を向いて出て行ってしまった。
「……っ……」
「陽菜……、ごめんっ……」
大翔お兄ちゃんが謝ってくれたけど、それよりも私は一ノ瀬さんに見られてしまったことが気になって仕方なかった。
「資料の片づけ……手伝うよ」
「……いい。お兄ちゃんは、業務に戻って……」
「あ、ああ……、わかった……」
大翔お兄ちゃんは私のことを気にしつつも、私に鍵を渡して資料室から出て行った。
資料室に一人残った私はブラウスのボタンをつけて衣服を整える。そしてファイルを棚に入れていった。
まさか一ノ瀬さんに見られるなんて……。
怒ってた……よね?
ずっと冷ややかな目だった。もしかしたらもう、前みたいに笑ってくれないかもしれない。せっかく私のことを心配してくれたのに……。
『焦ることはない。学ぼうと思えば、いつだって学べる』
『陽菜か。君らしい名前だな』
『頑張っている君にご褒美だ』
今までの一ノ瀬さんに言われた言葉を思い出す。いつも私を温かい気持ちにさせてくれた、一ノ瀬さんの言葉……。きっともう私のこと、失望したよね……。
一ノ瀬さんの表情は変わらず、淡々とそう言うと、すぐにフイッと横を向いて出て行ってしまった。
「……っ……」
「陽菜……、ごめんっ……」
大翔お兄ちゃんが謝ってくれたけど、それよりも私は一ノ瀬さんに見られてしまったことが気になって仕方なかった。
「資料の片づけ……手伝うよ」
「……いい。お兄ちゃんは、業務に戻って……」
「あ、ああ……、わかった……」
大翔お兄ちゃんは私のことを気にしつつも、私に鍵を渡して資料室から出て行った。
資料室に一人残った私はブラウスのボタンをつけて衣服を整える。そしてファイルを棚に入れていった。
まさか一ノ瀬さんに見られるなんて……。
怒ってた……よね?
ずっと冷ややかな目だった。もしかしたらもう、前みたいに笑ってくれないかもしれない。せっかく私のことを心配してくれたのに……。
『焦ることはない。学ぼうと思えば、いつだって学べる』
『陽菜か。君らしい名前だな』
『頑張っている君にご褒美だ』
今までの一ノ瀬さんに言われた言葉を思い出す。いつも私を温かい気持ちにさせてくれた、一ノ瀬さんの言葉……。きっともう私のこと、失望したよね……。

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