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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第46章 甘い誘惑
「あっ、おはようございます、一ノ瀬さん」

「おはようございます、皆さん」


 一ノ瀬さんと一瞬、目が合う。今度は逸らさずに見つめることができた。


「陽菜さん、真人くん、今日からよろしくお願いします。最初は大変だと思いますが、分からないことがあれば遠慮なく聞いてください。皆さんで協力し合って頑張りましょう」


 一ノ瀬さんがかしこまって挨拶する。なんだか学校の先生みたい。


「じゃあ、二人には接客の仕方を教えるね」


 夏美さんは私と真人お兄ちゃんに、レジのやり方とケーキの取り方、包材の説明とケーキを箱に詰めるやり方を教えてくれた。


「あとは保冷剤も入れてね」

「けっこう覚えることあるんだな」

「うん。でもこんなにキラキラしたケーキをずっと眺められるなんて幸せだよ」

「つまみ食いするなよ」

「だから、しないってば」

「はい、そこ! イチャイチャしな〜い!」

「……っ」


 夏美さんに注意されてしまった。でも私たち兄妹なのに、夏美さんから見たらイチャイチャしてるように見えるんだ……。


「たしかに陽菜さんは食いしん坊だな。この前3つもケーキを食べていたし」


 一ノ瀬さんがしれっと言ってきたから、私はアワアワした。


「あれ? 一ノ瀬さん、陽菜ちゃんとケーキ食べたの?」

「ああ、彼女が職業体験でうちに来た時に、一緒に『パティスリー・ル・ローブ』に偵察しに行ったんだ。そうしたら彼女は、ショートケーキとチョコレートケーキとチーズケーキを喜んで食べていたよ」

「い、一ノ瀬さんっ……」

「それは欲張りすぎっ! でも迷っちゃうの、わかる。どれか一つになんて決められないよね」




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