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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第46章 甘い誘惑
「ドライブしながら話そう」


 一ノ瀬さんはそう言うと、一度店に戻ってから、駐車場に停めてある車に案内してくれた。


「……」


 私は助手席に乗って、しばらくは窓の外を眺めていた。真人お兄ちゃんの穏やかな表情が忘れられない。『陽菜の意思を尊重したい』と言っていたけど、内心は私を行かせたくなかったんじゃないかって思う。


「彼……変わったな」


 運転しながら、一ノ瀬さんは口を開いた。


「前に会った時は、目をギラつかせてオレを睨みつけていたのに」

「……っ……」

「文化祭の時、彼に言われたんだ。陽菜は渡さないって」

「えっ……」

「君たちが姿を消したあと、少し電話しただろう? 君との通話が切れた後、しばらく経ってから彼と会ったんだ。その時に言われた」

「……っ……」


『陽菜は渡さない』


 あの後、真人お兄ちゃんは一ノ瀬さんにそんな事を言ってたんだ……。じゃあ真人お兄ちゃんはすでに私の気持ちに気づいてたの?



「オレはもう、君とは関わらない方がいいんじゃないかって思った。俺が変に刺激すれば、君たちの関係が危うくなるんじゃないかって」

「……っ!」


 やっぱりあの時……電話した時、してるのバレてたんだ……。


「正直、ショックだった。君のことを諦めようと思っていた。今なら引き返せれる、これ以上踏み込まない方がいい、そう思っていた」

「……」


 そう思われて当然だ。私たち家族は世間から見れば、異常な家族だから……。




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