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燃えて、おぼれて、尽き果てるまで ~白く滲んだスターマイン~
第5章 白く滲んだスターマイン ~熱海の花火の夜~ -完-

 遼一が広げた脚の間に悦子が後ろ向きにすっぽり収まると、それほどの窮屈さは覚えないばかりか、むしろ密着できて幸せを感じることができた。

 ガラリの隙間から目の前の遊歩道を歩く人々とその向こうの海を眺めながら遼一も悦子もそれぞれに、明日になったらどんな気持ちでいるのだろうかと思いつつ、今夜だけのことを考えていようとしていた。

 まだ明るいし、4階の部屋だったので、大きな動きをすると外からはよくわかるはずのバルコニー露天風呂だったが、遼一は自分を抑えることができずにいた。
 それは電車の中でいかされそうになった悦子も同じで、遼一に背をあずけながら手が彼のものを探しに動かすとそれは掌の中ですぐにはちきれそうになり、遼一の手も悦子の体の芯に伸びて揺れたお湯が縁からあふれた。

「ここじゃだめよ、ベッドに行きましょ」
 悦子が振り向いて言うのにうなずき、遼一は浴槽から先に出るとバスタオルを取って悦子に渡した。
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