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燃えて、おぼれて、尽き果てるまで ~白く滲んだスターマイン~
第4章 秘密の会話 ~深夜のLINE~

 >遅くなってごめんね

 たったそれだけの遼一からのひとことが、悦子の熱くなっている体に襲いかかる。

>>待ってたわ うれしい
 >早くあいたい えつこがほしい

 悦子には耳元で遼一のささやく声が聞こえるような気がしてまた溢れる。

>>あなたに愛されたい
 >ぐしょぐしょにしてあげます
>>あれから下着持ち歩いてるの
 >濡れるから?
>>あなたを思い出して
 >えつこ… 可愛い
>>あなた…愛してる
 >ほしい…
>>わたしも
 >えつこ…
>>リョウ…
 >ぐちょぐちょ
>>確かめて
 >びっちょりだよ
>>あなたの声で
 >えつこ…
>>涙がでる
 >可愛いえつこ
>>触っていい?
 >うん 触って
>>かたい
 >えつこの脚開いて
>>何するの?
 >キス
>>だめ 集中できなくなっちゃうの
 >感じてほしい
>>あなたとこうしてると
 >もっと開いてごらん
>>はい
 >舌入れる
>>だめ
 >溢れてる
>>あん
 >えつこ かわいい
>>あなたの ください
 >うん はいるよ にゅる
>>あー
 >にゅるにゅる
>>あー
 >深く
>>誰にも渡せない
 >ぼくも
>>離れないで
 >離さない
>>かんじる 奥まで
 >ずんずん
>>あなたが動くと
 >ずん
>>きもちよくて
 >じゅるじゅる
>>どうしよう
 >おいで
>>キスして
 >叫んで
>>いいの いいの すごくいいの 
 >きて
>>いっちゃう
 >きて もっと 
>>ああ
 >えつこ
>>いっちゃう
 >えつこ
>>いくいく
 >えつこ いっしょに
>>いく
 >いく

 それぞれの家の窓ガラスを叩く雨の音が高まる中、遠く離れたふたりがお互い一緒に達するのに僅かな時間しかかからなかった。
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