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燃えて、おぼれて、尽き果てるまで ~白く滲んだスターマイン~
第3章 初めての密会 ~西新宿のホテル~

開いた両膝を割って膝まずいた遼一のものが潤った花弁にあてがわれ、思わず悦子の顔がゆがむ。
固くなった彼が入口へ首を入れてから少し留まると悦子の口からたまらない声が漏れる。
「あああああ…」
「痛くない?」
悦子は黙って大きくうなずいた。
閉じられた弁をこじあけるようにして、ゆっくりと遼一が入ってくる感覚に悦子は堪えられない悦びを覚えた。
「ああああああ… イノくん… きて…」
悦子の両脚を腕で抱えた遼一は滑り込むようにその体の奥まで一気に進み入れた。
「お願い… 少しだけこのままにしていて…」
遼一の首に両手を回した悦子が眼をあけて言い、しっかりとうなずいた遼一は悦子の脚を抱えていた腕を離して彼女を強く抱きしめた。
そして唇を重ね舌を絡ませると、悦子と同じように、ひとつにつながったしびれるような感動に浸った。
じっとしていると、わずかな隙間もなく深くつながっている部分がお互いにぴくぴく律動するのを感じてたまらなかった。
その感触に堪えられなくなった遼一の腰が動き出すとそれに合わせるかのように悦子の体も応える。
「ああああ… かんじる… かんじる… すごく…」
「えつこ… いっぱいかんじて…」
「うれしい…」
「ぼくも… うれしい…」
悦子の胸がつぶれんばかりに強く抱きしめ合ったまま、遼一の腰が前後に激しく動かされると、無意識のうちに悦子は自分の膝裏を両手で抱えて大きく開き、遼一の動きに合わせて夢中に腰を振った。
「ああああああ… ああああ… いい…」
「えつこ… 」
「きもちいい… イノくん… きもちいい… しあわせ…」
「うれしい…」
「あああ… あたし… ごめんなさい、あたし… いっちゃう… いっちゃう…」
「ぼくも… いきそう… でちゃう…」
「きて! きて! ああああああ… あたし、いっちゃう、いっちゃう、
い…い、いくいくいく、いくっ、いくっ!」
窓の外の陽が部屋の白い壁を朱色に染めるようになった頃、悦子は自分の体の奥深くで遼一が勢いよく果てるのを感じると、彼の腰を両手で強く抱いて引き寄せ、痙攣とともに叫びながら一緒に達した。

