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からだはずっとあなたを忘れない ~体に刻む愛された記憶~
第1章 からだはずっとあなたを忘れない -完結-

美也子の夫となった宮原はよく大切にしてくれ、ふつうの当たりまえの新婚生活を送ることができていたが、夜の営みにおいては意外と淡泊で、自分が満たされればすぐに冷めてしまうところがあり、寝息を立てる夫の横で火照った体を鎮めるのに苦しむことが多かった。
自分を自分で慰めることなど恥ずかしくてそれまであまりしたこともなく、ましてや隣に寝ている夫の横ですることなど寂しくてできなかったのである。
そんな彼女に、熱くなった体が満たされる術を教えてくれたのが圭一郎だった。
「ぼくは、美也子が悦んでくれているのが一番嬉しいんだ」
逢瀬を重ねていくうちに少しずつ体の悦びを知り、そのうちに何度も絶頂に達するようになった美也子が「わたしばっかり悦んでる…」と恥ずかしそうに言うたび、圭一郎はそう言いながらさらにしっかりと抱きしめてくれ、そのあとからも立て続けに頂上で乱舞させてくれるのであった。
自分を自分で慰めることなど恥ずかしくてそれまであまりしたこともなく、ましてや隣に寝ている夫の横ですることなど寂しくてできなかったのである。
そんな彼女に、熱くなった体が満たされる術を教えてくれたのが圭一郎だった。
「ぼくは、美也子が悦んでくれているのが一番嬉しいんだ」
逢瀬を重ねていくうちに少しずつ体の悦びを知り、そのうちに何度も絶頂に達するようになった美也子が「わたしばっかり悦んでる…」と恥ずかしそうに言うたび、圭一郎はそう言いながらさらにしっかりと抱きしめてくれ、そのあとからも立て続けに頂上で乱舞させてくれるのであった。

