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わたしの妄想日誌
第17章 ××××鑑賞会
九、動きを止めていた彼女が椅子から体を起こした。有体に言えば、軽めではあったもののアクメに達したようにも見受けたが、その表情に充足感はなかった。小生にとっては全てが興奮につながるものであったこれまでの一連の出来事が、彼女にとってはさして大したことでもなかったと思わせるような感情のない貌だった。何かひとつ家事を終わらせ、また次に済ませなければならない家事に取り掛かる、それぐらいの日常感を覚えさせる表情と所作だった。ただ、それが『鑑賞会』のあるべき姿でもあったはずであり、己の興奮を昂らせることのみを彼女に期待していた自分を少し恥もした。
十、彼女はテーブルから桐箱の一つを手に取った。何が入っているかは分かってはいるとはいえ、やはり鑑賞会の中でも息を呑む一瞬である。蓋を外し袱紗を開けて取り出したのは、男性を模した器具。その所作にはためらいも誇張もなく、まるで道具を使うことそのものが日常の延長に組み込まれているかのようであった。器具は陶器なのか光沢があり色は漆黒。これも雑誌同様、間男を介して手に入れたとも考えられるが、雑誌などとは桁が違う高価なものでもある。ふと、ご夫君が与えたものかとの想像が過る。性的には盛りを過ぎたご夫君が、肉体を持て余す細君を慰めるために用意した張形。そのような妄想をした刹那だった。張形を手にした彼女と目が合った。目が合ったが、彼女は照れるでも微笑むでもなく、表情のないままだった。そのせいか、彼女から小生は、妄想の中で勝手に作り上げた不能な夫に擬せられたかのように思えた。
十一、彼女は茄子でも摘まむように張形を手にするとパンティの中に潜らせた。しばらく淫裂に沿って馴染ませると、おもむろに腰を浮かせてパンティを膝までおろす。片脚を抜いて股を開いた。左右に陣取る男性会員が息を呑み、小生も真正面からの眺めを鑑賞した。薄い陰毛に縁どられた土手の中心の裂け目に肉襞がぬめって重なり合っている。張形の先端が肉襞を押し分けてこじ入れられ根元まで収まる。彼女は深く息をついたものの、空いた手の指は乳首を遊ぶように軽く弄んでいる。乳首を弄るのに飽きたような風情で、張形に手を添えると抜き挿しを始めた。軽く声を漏らしながら、動きを続ける。その動作はどこか義務的で、一瞬ではあるがストリップ小屋の老嬢を思わせた。彼女の『鑑賞会』を追う中で初めて感じた印象に自分でも戸惑った。
十、彼女はテーブルから桐箱の一つを手に取った。何が入っているかは分かってはいるとはいえ、やはり鑑賞会の中でも息を呑む一瞬である。蓋を外し袱紗を開けて取り出したのは、男性を模した器具。その所作にはためらいも誇張もなく、まるで道具を使うことそのものが日常の延長に組み込まれているかのようであった。器具は陶器なのか光沢があり色は漆黒。これも雑誌同様、間男を介して手に入れたとも考えられるが、雑誌などとは桁が違う高価なものでもある。ふと、ご夫君が与えたものかとの想像が過る。性的には盛りを過ぎたご夫君が、肉体を持て余す細君を慰めるために用意した張形。そのような妄想をした刹那だった。張形を手にした彼女と目が合った。目が合ったが、彼女は照れるでも微笑むでもなく、表情のないままだった。そのせいか、彼女から小生は、妄想の中で勝手に作り上げた不能な夫に擬せられたかのように思えた。
十一、彼女は茄子でも摘まむように張形を手にするとパンティの中に潜らせた。しばらく淫裂に沿って馴染ませると、おもむろに腰を浮かせてパンティを膝までおろす。片脚を抜いて股を開いた。左右に陣取る男性会員が息を呑み、小生も真正面からの眺めを鑑賞した。薄い陰毛に縁どられた土手の中心の裂け目に肉襞がぬめって重なり合っている。張形の先端が肉襞を押し分けてこじ入れられ根元まで収まる。彼女は深く息をついたものの、空いた手の指は乳首を遊ぶように軽く弄んでいる。乳首を弄るのに飽きたような風情で、張形に手を添えると抜き挿しを始めた。軽く声を漏らしながら、動きを続ける。その動作はどこか義務的で、一瞬ではあるがストリップ小屋の老嬢を思わせた。彼女の『鑑賞会』を追う中で初めて感じた印象に自分でも戸惑った。

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