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わたしの妄想日誌
第17章 ××××鑑賞会
 ♠帰宅すると、わたしは上着も脱がぬまま机に向かい、レポートの作成にとりかかります。高揚する気持ちが冷めないうちに帳面を開くと、まずは、今日の鑑賞会の様子を思い出すままに書き殴っていきます。

〇月〇日 〇時 △△町◇◇邸広間にて 内容、鈴蘭、一件

一、出で立ち 常と同じなるも、ブラウスは半袖。化粧濃く佳き。小道具 雑誌 一、桐箱 二箇。今回からか。小瓶 一。

二、雑誌は『××××』。毎度の事ながら、清楚なる人妻が隠し持つ悪書として敢えて殊に低俗なものを選ぶは、誠に好まし。自ら書店にて購うには小生でも気後れするような悪書を清楚な人妻が手に取り買い求めたか。間男を介して手に入れたと考えれば合点もいく。

三、凝視するページは雑誌の中央で見開きで写真が載っている様子。凝視しているのは雑誌が自然に開くところでそうしているのか、本当に好みのページだからなのかはわからない。ただ、目を閉じたりしながら何かしら気分を高めていっている様子はよく伝わってきた。その分だけ小生たちは彼女の意識からますます隔離されていくわけだが、それはそれで構わない。我々はただ彼女の日常を覗き見ているだけなのだから。

四、彼女にしてみても自らの日常を再現しているに過ぎないはずであり、そこに他人には決して見せられないものを敢えて他人の目に触れさせたいという欲求を満たそうとしているだけなのだ。鑑賞会を重ねる毎に、彼女は小生たちはまるで眼中にないかのように振舞うことが徹底されてきた。それだけ、小生たちも彼女の息遣いが徐々に浅くはやくなっていき、眉根を寄せて、ときには肌に汗が浮かんでいく、ありのままの様を鑑賞できるようになっている。

五、彼女の感情が高まって来て、雑誌が床に落ちる。雑誌などもう用済みぐらい燃えてきたとばかりに、左右の手を駆使していく様子は切迫感がある。椅子に身を委ねて正面を向き手足の動きもおおよそ左右対称をなしているように見える。雑誌が落ちる音を契機として、以降は視覚に加え、聴覚にも変化が及ぶ。呼吸や衣擦れの微かな音により、さらなる変容へと至る気配が一層濃くなる。左右の手が両の乳房を鷲掴みにしたとき、今日初めて彼女の息遣いに声が混じり、控えめに開いていた膝頭が大きく開かれる。真正面にある席を占めた小生として、ここからは、ことに吟味、鑑賞すべきものとなる。
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