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独りの部屋
第15章 シャワーの下で

湯気のなか、彼女の背中にそっと手を伸ばす。
濡れた髪が、うなじに張りついていて、そこへくちびるを落とした。
「……ふふ、くすぐったい?」
小さく震える声。
だけど、抗う気配はない。
わたしはそのまま、彼女の肩に腕をまわし、壁にもたれさせた。
シャワーの音が、ふたりの呼吸を隠してくれる。
だからこそ、どこまででも乱せる。
そう思うと、体の奥が熱くなる。
「脚、もう少しだけひらいて」
囁くように言って、彼女の太ももを指で撫でながら、そっと持ち上げる。
濡れた花びらが、すでにとろけているのを舌先で感じた。
最初は、軽くなぞるだけ。
ちろ……ちろ……
舌を細く尖らせて、粒の輪郭をなぞる。
甘い震えが伝わってくる。
「や……そこ……」
声がかすれて、脚がわたしの肩にのしかかる。
「まだ、これからよ」
舌を平たく広げて、粒全体をじゅるりと吸い上げる。
ぬるりと濡れた舌の裏で、こすり、巻き、溺れさせていく。
花びらを両手でひらきながら、舌を差し入れる。
くちゅ……と音を立てて、奥に、奥に――
舌の根元が擦れて、膣壁が吸い上げるように締めてくる。
「気持ちいいの、ちゃんと伝わってくる……」
その感触に、わたしの舌が悦びに濡れる。
「ねぇ、舌だけでイケるようになって」
そう言いながら、粒と入口を交互に、丹念にしゃぶる。
じゅぷ、じゅるっ……くちゅ……
いやらしい音と熱で、彼女はじきに崩れ落ちた。
腰が跳ね、頭が壁に打ちつけられるほど、快感が突き抜けていた。
わたしの舌で、彼女の身体が開いていく――
この瞬間が、いちばん好き。
シャワーの音にまぎれて、ふたりの吐息はさらに深く絡んでいった。
完
濡れた髪が、うなじに張りついていて、そこへくちびるを落とした。
「……ふふ、くすぐったい?」
小さく震える声。
だけど、抗う気配はない。
わたしはそのまま、彼女の肩に腕をまわし、壁にもたれさせた。
シャワーの音が、ふたりの呼吸を隠してくれる。
だからこそ、どこまででも乱せる。
そう思うと、体の奥が熱くなる。
「脚、もう少しだけひらいて」
囁くように言って、彼女の太ももを指で撫でながら、そっと持ち上げる。
濡れた花びらが、すでにとろけているのを舌先で感じた。
最初は、軽くなぞるだけ。
ちろ……ちろ……
舌を細く尖らせて、粒の輪郭をなぞる。
甘い震えが伝わってくる。
「や……そこ……」
声がかすれて、脚がわたしの肩にのしかかる。
「まだ、これからよ」
舌を平たく広げて、粒全体をじゅるりと吸い上げる。
ぬるりと濡れた舌の裏で、こすり、巻き、溺れさせていく。
花びらを両手でひらきながら、舌を差し入れる。
くちゅ……と音を立てて、奥に、奥に――
舌の根元が擦れて、膣壁が吸い上げるように締めてくる。
「気持ちいいの、ちゃんと伝わってくる……」
その感触に、わたしの舌が悦びに濡れる。
「ねぇ、舌だけでイケるようになって」
そう言いながら、粒と入口を交互に、丹念にしゃぶる。
じゅぷ、じゅるっ……くちゅ……
いやらしい音と熱で、彼女はじきに崩れ落ちた。
腰が跳ね、頭が壁に打ちつけられるほど、快感が突き抜けていた。
わたしの舌で、彼女の身体が開いていく――
この瞬間が、いちばん好き。
シャワーの音にまぎれて、ふたりの吐息はさらに深く絡んでいった。
完

