この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしのお散歩日記
第6章 居酒屋さん
 『ええーと…〇〇〇と△△△と×××…お願いします』

 どのお料理も美味しくて満足。お酒も満足。思い出話に花が咲きます。

 「若いオトコいっぱい侍らせて、『じゃ、きょうはアンタとアンタとアンタ』…なんてしてみたいって思うでしょ?…。ああ、この串、肉汁もたっぷりで美味しいわぁ」

 センパイが卵黄をまぶしたつくねの串にしゃぶりついています。10歳上の主任と結婚して退社したセンパイが『若いオトコ』なんて言うと、ちょっとしたほろ苦い感じもしてしまいます。

 「あなたも注文しなさいよぉ。美味しいんだから」
 「はいはい。…すみません、つくね、もうひとつお願いします」
 「わたしも、もうひとつ!」
 「あ、じゃあ、都合2つで」

 センパイはつくね串が気に入ったみたい。お友達は唇をあぶらで光らせてお料理もお酒も堪能している様子です。

 「ああ、やっぱり肉はいいわね。あなたも今でもお肉好きなんでしょ? 若い頃から鶏でも豚でも牛でもなんでもいけたじゃない…」

 いたずらっぽい表情で可笑しそうに思い出話をしているセンパイ。話の続きに、わたしは身構えてしまいます。

 「あ、今度は、焼き肉行こうよ、焼き肉!」

 酔っているようですけど、まだ、正気は失っていないようです。昔のままのお友達の雰囲気に和みながらも、ひとりだったら、もっとマイペースで楽しめると思いました。
/17ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ