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午後四時までの性隷
第16章 推し量られた羞恥心
まるで『あなた、何しているの?』『お客さん、こんなところで困りますねぇ』という視線を、私に投げかけているようでした。

そう意識すれば意識するほど…。

「アイさん、また濡らしてるんですね」

雫は、とめどなく溢れるのでした。

「ストッキングにまで滲み出てましたよ」

榎木さんは濡れた中指を私に見せました。

「ほら、こんなですよ」

お惣菜売り場を通り抜けているところで、そんなことを…。

店員さんにバレてしまったらと思うと、恥ずかしさでいっぱいになりました。

やっぱり売り子さんたちの視線が、私に注がれているような気がしてなりません。

そう感じれば感じるほど、雫がどんどん漏れてくるのです。

視線を避けながら、先を急ぎます。

いえ、実際には私のことなんて、誰も見ていないはずです。

ただ、変にくっついてるカップルがいるなぁ…とは思っているかもしれませんが、そこまでだと…・

裸で歩いているならまだしも…。

いやだ、私ったら…。

歩きながら、おかしな妄想までするようになってる…。

そんな私のことを、榎木さんは後ろ姿で察知したようです。

「店員さん、みんなアイさんのこと『エッチな人』って思ってますよ」

耳元でそう囁かれ、また感じてしまいました。

「ほんとに、ダメ…。榎木さん…」

モジモジと歩きながら、ようやく地下駐車場へつながる階段の入り口へたどり着き、ベージュ色の扉を開け、中へ入ると、そこは下へと降りる人気のない空間が広がっていました。
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