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午後四時までの性隷
第14章 飲めない交換条件
「物々交換ですよ」

「そ…それを、ど…どうするおつもりですか?」

「アイさんのパンストをおかずにして、トイレでオナニーしてきます」

「そ…そんなバカな!」

「でないと収まりが付きません」

「わ…私のストッキングを、そ…そんなことに使うなんて…」

「許せませんか?」

わかりませんでした。

許せないという感情ではなく、戸惑っているといった方が的確かもしれません。

でも、そんな申し出にこんな場所で応えることは不可能です。

「こ…こんなところでそんなことは、で…できるはずないじゃないですか」

理論的に反論したつもりでした。

「誰にも気付かれないように脱げばいいだけのことです」

「いくらなんでも、ここでそんなことは…」

「できない、と?」

「ええ、で…できません」

「ではこうしましょう。アイさんのハンカチをください」

「ハ…ハンカチですか?」

「それで我慢しますよ。アイさんの肌に触れたなにかを、今の僕は欲してます。妄想だけでオナニーしてきてもいいのですが、それだとすぐにまた勃起してしまうと思うんです。なにかおかずがあればきっと収まると思います」

榎木さんは真剣な顔をしていました。

ストッキングをここで脱ぐのは無理でも、ハンカチならバッグから出すだけで済みます。

「じゃ…じゃあ…」

私はバッグの中からハンカチを取り出し、榎木さんに渡しました。
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