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午後四時までの性隷
第13章 再びの喫茶室
喫茶室に戻ると、私は周囲を警戒しながら、黄色いビニール袋を素早く榎木さんに返しました。

榎木さんはそれをすぐにしまわず、テーブルの上に置きます。

遠目からでは中身がわからなくとも、近くで見れば縄だとはっきりわかってしまいます。

困惑していると、榎木さんは中を確認しました。

「本当に1本抜いたんですね」

微笑んだ瞳の奥に、妖しげな光が差したように見えました。

「えっ?だ…だって、榎木さんが遠慮することないって、おっしゃったじゃないですか」

「ええ、たしかに。でも本当に持って帰るとは、それほど憧れてたんですね」

なんだか榎木さんのペースに巻き込まれているようでした。

私は再び顔が真っ赤になりました。

「アイさんの本気度がわかりました。ありがとうございます」

「い、いえ…。とんでもありません…」

榎木さんはテーブルの上に覆い被せるようにして身体を前に持ってきます。

詰め寄られたような形になりました。

そしてこう言ったのです。

「あそこ、濡れてたんじゃないですか?」

顔から火が出そうになりました。

思わずうつむく私に、榎木さんはこう続けました。

「下着にシミができていませんでしたか?」

なんでわかっているのでしょう…。

それとも私がわかりやすい女だからでしょうか…。

たしかにあんな興奮するものを見せられて、あそこが濡れない女などいません…。
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