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午後四時までの性隷
第6章 意を決しての投稿
「えっ?熱?ど…どうして?」

やはり同性です、娘は何かを悟ったのでしょうか…。

イケナイ行為の全てを娘に知られているようで…。

それを顔に出さないよう平静を装って娘を見つめたのですが、瞳の奥を見られたらどうしよう…と、気が気ではありませんでした。

「だってママ、生え際に汗掻いてるもん」

自分でも気付かないうちに、そんなところにまで汗を掻いていたのでした。

「あ…あら、そう?さ…さっきお庭に出たからかしら」

庭になんて出られるはずがありません。

日の高いうちからオナニーに耽っていたのですから。

「それにさ、なんか最近、上の空なこと多くない?」

「そ…そんなこと…、な…ないわよ…。皐月の中間テストが近いことは、気になってるけどね」

咄嗟に出た切り返しが奏功したようです。

「あっちゃ〜。こういうのって『やぶ蛇』っていうんだっけ?」

翌週に迫った娘の中間テスト。

思い出せた自分にGood Jobしたかったです。

娘は尻尾を巻いて、自分の部屋がある二階へ上がって行きました。
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