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わたしの昼下がり
第17章 取り込み中(2)
△井は目を閉じてやり取りを聞いています。
「なかなか頑張ってるな。若いのに感心だ。奥さん、褒めてやってくださいよ」
裸のままで場違いな会話を続けさせようとする△井に少し戸惑いましたが、△井がそう言うのならと受話器に向かいました。
「ご苦労様です。暑い中大変ですね」
「あっ、ありがとうございます!」
ねぎらいの言葉が嬉しかったのでしょうか。礼儀正しそうな張りのある声が返ってきました。
「…い、今、お取込み中でいらっしゃいましたら、時間を改めてお伺いいたしますので、ぜ、是非お時間をいただければ…」
△井は声を聞きながら何度か頷いています。
「よさそうな青年じゃないですか。きっと下の奥さんにこっぴどく断られてきたばかりなんじゃないですかね。『間に合ってるわよっ!』って。どうです? 中に入れて慰めてっやったら」
「そ、そんな…」
「ボクなんかより、ずっといいモノを持ってるかもしれませんよ。それに何より若そうだし。奥さんも、そろそろ他人棒を取り換えたくなってきているんじゃありませんか」
「そんなこと…」
冗談なのか、本気なのか…あまりのことに戸惑ってしまいます。でも、わたしにが先にアクメばかりしてしまって、△井を射精まで導いていないのも確か…。もしかして、本気なのでしょうか…。
「冗談ですよ。そこまで、真に受けてもらえるとうれしいですよ。いやいや、すみません。じゃあ、そろそろ彼を解放してあげましょうか。『犬も歩けば棒に当たる』って言いますからね。歩いてりゃそのうちいい目も見られるでしょう…ボクみたいにね。でも、奥さん、本当によろしいんですか? せっかく飛び込んできた若い男を逃がしてしまって」
冗談だとわかって、わたしはホッとしていました。そして、受話器に向かいました。
「せっかくなんですけど、間に合ってるので。ごめんなさいね」
彼からの返事がありません。上の階からインターホンが鳴る音が小さく聞こえました。こちらがなかなか返事をしない間に、立ち去ってしまったようです。
「なかなか頑張ってるな。若いのに感心だ。奥さん、褒めてやってくださいよ」
裸のままで場違いな会話を続けさせようとする△井に少し戸惑いましたが、△井がそう言うのならと受話器に向かいました。
「ご苦労様です。暑い中大変ですね」
「あっ、ありがとうございます!」
ねぎらいの言葉が嬉しかったのでしょうか。礼儀正しそうな張りのある声が返ってきました。
「…い、今、お取込み中でいらっしゃいましたら、時間を改めてお伺いいたしますので、ぜ、是非お時間をいただければ…」
△井は声を聞きながら何度か頷いています。
「よさそうな青年じゃないですか。きっと下の奥さんにこっぴどく断られてきたばかりなんじゃないですかね。『間に合ってるわよっ!』って。どうです? 中に入れて慰めてっやったら」
「そ、そんな…」
「ボクなんかより、ずっといいモノを持ってるかもしれませんよ。それに何より若そうだし。奥さんも、そろそろ他人棒を取り換えたくなってきているんじゃありませんか」
「そんなこと…」
冗談なのか、本気なのか…あまりのことに戸惑ってしまいます。でも、わたしにが先にアクメばかりしてしまって、△井を射精まで導いていないのも確か…。もしかして、本気なのでしょうか…。
「冗談ですよ。そこまで、真に受けてもらえるとうれしいですよ。いやいや、すみません。じゃあ、そろそろ彼を解放してあげましょうか。『犬も歩けば棒に当たる』って言いますからね。歩いてりゃそのうちいい目も見られるでしょう…ボクみたいにね。でも、奥さん、本当によろしいんですか? せっかく飛び込んできた若い男を逃がしてしまって」
冗談だとわかって、わたしはホッとしていました。そして、受話器に向かいました。
「せっかくなんですけど、間に合ってるので。ごめんなさいね」
彼からの返事がありません。上の階からインターホンが鳴る音が小さく聞こえました。こちらがなかなか返事をしない間に、立ち去ってしまったようです。

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