この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの昼下がり
第6章 スイッチ
 「あ、そうだ。仕事の話もちょっとだけ…。今さらで恐縮ですが、わたし、奥様方のお買い物のの代行のような内職もしていましてね。奥さまのお言いつけでいろいろなお品物をお届けしているんです。例えば、こんな…」

 カバンから白いボール紙でできた箱を取り出します。

 「どうぞ開けてみてください」

 箱のふたを開けました。

 「えっ…」

 箱の中には男根を模した張形が入っていました。

 「これって…」
 「そう、『こけし』です。オトナのね。こういうのが欲しいけど買いに行けないっていう奥様の代わりに買ってきて差し上げてるんです。奥さん、こんなのお持ちですか?」
 「いえ…」

 わたしは慌てて首を横に振りました。『こけし』に目をくぎ付けにしたままで…。

 「ですよね。じゃあ、これ奥さんにプレゼントしますので。もちろんお代はいりませんよ」
 「でも…」
 「ご家族に見つからないようにしてくださいね。ボクのサイズに近いのにしてありますから…。お好きな時にお使いになってください。そのうち、使い心地、聞かせてくださいね…」

 ネクタイを締めながら△井がニヤっと笑っています。

 「こんなオモチャとか、セクシーランジェリーとか、いろいろお届けできますから。まあ、奥さんはスケベな下着なんかつける必要はありませんよ。普通の下着がいちばんです。なにせ奥さんそのものがスケベでいらっしゃるから」

 今日もなんどもアクメしてしまいました。否定できるものはなにもありません。

 「奥さんがヤリたくてもヤれなかったこと、いっぱいありそうですね。お互いオトナなんです。スケベなこと、いろいろ愉しみましょうよ」

 △井が手を伸ばしてわたしの乳首を摘まみ、そしてひねったりしました。快感が乳首から下半身に電流のように走っていきました。

 「まだこんなにオッ勃ってるのにお時間とは…。残念至極ですが仕方ありません。お見送りは結構ですから。こっそり失礼します」

 そう言って△井は出て行きました。わたしのからだにスイッチを入れたままにして。わたしは自分で乳首を摘まんでみました。そして、△井にされたようにひねってもみました。ついさっき下半身を走った電流は走りません。矢も楯もたまらず、わたしは『こけし』を下の口に咥えたのでした。
/27ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ