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わたしの昼下がり
第42章 自慰に思うこと
 今日は△井は来ない。でも時間はある。そんな日には自慰に耽るのが日課になってしまいました。

 来ないと思っていたら急に来るときもないわけではありません。だからでしょうか。心のどこかで、まだ期待している自分がいる。

 そんな気持ちを振り切るためにも、私は今日も自慰に耽ります。

 玄関のドアの鍵を確認し、カーテンのわずかの隙間もきちんと閉じます。誰かの視線が届くことなどないと分かっていても、自分だけの秘め事にとりかかるという気持ち…緊張感、でしょうか。そんな気持ちが好きなのかもしれません。

 ソファーに腰を下ろします。お行儀よく、背筋を伸ばして。

 これから少しずつ乱れていく。その落差を際立たせるために、まずはできるだけきちんと座るのです。

 そして、両手を自分の乳房にそっと押し当てていきます。手のひらに丸みを感じながら。柔らかさの中にある異なった感触が手のひらに伝わってきます。わたしは目を閉じて深く息をしています。押し当てた手のひらはいつしかゆっくりと円を描いていきます。

 乳首を指で触りたくなりますが、じっと我慢します。からだがもっと、何というのか、ほぐれていくので。…などと言いながら、さほど時間も経たないうちに、指先で乳首に触れてしまいます。親指、人差し指、中指…と指をかえながら、乳首を弄り続けます。会陰の辺りがむずむずしてきます。

 ソファーにからだを預けます。それでも膝は閉じたまま。深く吸って吐いて…を繰り返していた呼吸が浅くなっていきます。昂っていく自分の息遣いが耳に入ってくると、△井のささやきが聞こえてくるようです。

 『よく我慢しましたね。もうそろそろいいんじゃありませんか…』
 
 わたしはスカートを脱ぎ、ブラウスのボタンを外します。乳首を弄る指はブラウス越しからブラジャー越しに。感触がより強くなります。自分の指に△井が乗り移ってくるような感覚にからだが震え、たまらず声が漏れてしまいます。恥ずかしい声が引き金になって、閉じていた膝を開いてしまいます。

 案の定、割れ目を包んでいるパンティの股布には、濡れ染みが広がっています。パンティの中に手を潜り込ませて、ぬるぬるとした割れ目の感触を確かめ、揃えた中指と薬指をピンと伸ばして割れ目の奥に挿し入れます。指の付け根まで難なく入ってしまいました。
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