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わたしの昼下がり
第41章 井戸端会議(2)
 丸めた何個ものティッシュペーパーや何本もの吸い殻。そんな痕跡も一緒に詰め込んで固く口を縛ったゴミ袋。今日、明日のうちには、夫ともしておきたい。

 (シたいなら勝手にやってくれ)とばかりに仰向けに寝たままの夫。同じ体位なのに深さも満足度も違うけど。それでも固くなってくれさえすればいい。斜めに頭をもたげている夫のソレをわたしはアソコに導き入れる。

 (なによこれ。いつものと全然違うじゃない)

 わたしのアソコが不平を言う。わたしのアソコにとって『いつもの』は、とっくに△井のモノになっている。わたしは物足りなさを埋めるように腰を振る。物足りなさを埋めるには、本当はもっと激しく振りたいのだけど。それでも夫はすぐに達しそうになる。

 『そんなに動くなよ…』

 わたしは動きを止めるが、夫は堪え切れずにモノを脈打たせて果てる。わたしが夫から下りると、夫はそそくさと下着を穿いてくるりと背を向ける。

 (これでいいの…)

 アリバイ作りを終えてわたしもパンティを穿く…。

 「じゃあ、そろそろ…」
 「あんまり妊婦さんを立たせたままにしちゃ悪いわね」

 二人の声がして我に返る。

 「今日は鰻でも奮発しちゃうのかしらね?」

 □田さんがわたしに言う。わたしは苦笑する。

 (鰻を食べたいのは□田さんでしょう?)

 そう思いながらも、鰻の味覚が口の中によみがえってきてしまった。OL時代に上司とホテルにいく前後にたまにご馳走してもらった。もちろん、今日の献立を鰻にするつもりはなかったけれど、性生活だけでなく食生活にまで興味を持たれてしまいそうだ。

 (ご心配なく。わたし、カツ丼なら間男と連れ込み旅館で食べたことがあります。繋がったままで…)

 しばらくはスーパーマーケットで鉢合わせしないように買い物の時間をずらしたほうがいいのかもしれない。  
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