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わたしの課外授業
第5章 シャワールーム

理事長室や職員室がある管理棟の地下には、24時間使用可能なシャワールームがある。授業を終えた体育教師が汗を洗い流すためという名目で設けられたそうだが、体育科の教師全員が同時に使ってもまだ余裕があるだけのシャワーがあって、わたしのような他教科の教師も使用できる。それぞれのロッカーもあって、お気に入りのボディーソープやシャンプーをキープしている。脱衣所にはドライヤーもあるし、鏡も張ってあるからお化粧もできる。暑い日は出勤してすぐにシャワーを浴びたりすることもある。
「おはよう、一乗寺先生。今朝も暑かったわね」
シャワーを浴びて鏡に向かって口紅をひいていると、隣のクラスの担任の城ケ島先生が話しかけてくる。汗をかいて肌に張り付いたTシャツに苦戦しながら裸になっていく。妙にサイズ小さめのシャツを着ているせいもあると思うけど。
「おはようございます。すごい汗ですね。代謝がいいんですね」
結構な距離を自転車を漕いで通勤しているのだ。むだなお肉がないかもしかのような脚がうらやましい。
「暑いのは嫌いじゃないけど、この時期からこう暑いと先が思いやられるわ」
城ケ島先生がようやく服を脱ぎ終わる。年齢はわたしより5、6歳上だけど、肌はぴちぴちでつるつる。やはり代謝がいいから肌の組織も常に新しくなっているのではないかしら。
「おはよう、一乗寺先生。今朝も暑かったわね」
シャワーを浴びて鏡に向かって口紅をひいていると、隣のクラスの担任の城ケ島先生が話しかけてくる。汗をかいて肌に張り付いたTシャツに苦戦しながら裸になっていく。妙にサイズ小さめのシャツを着ているせいもあると思うけど。
「おはようございます。すごい汗ですね。代謝がいいんですね」
結構な距離を自転車を漕いで通勤しているのだ。むだなお肉がないかもしかのような脚がうらやましい。
「暑いのは嫌いじゃないけど、この時期からこう暑いと先が思いやられるわ」
城ケ島先生がようやく服を脱ぎ終わる。年齢はわたしより5、6歳上だけど、肌はぴちぴちでつるつる。やはり代謝がいいから肌の組織も常に新しくなっているのではないかしら。

