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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
    どのように答えるのが
    いいのかしら?
    まさか、
    こんな単刀直入に
    聞いてくるとは
    思わなかったわ

あまりの展開に混乱した実雅子。立て直して、

    わたしの初恋の相手だと
    正直に答えたら、
    夫はどう思うかしら?
    嫉妬する?
    それとも、
    奇貨とばかりに
    寝取らせ話を
    切り出すつもりかしら?
    正直に答えた方がいいわ。

「初恋というか、中学受験のときに、お互い、志望校に合格したら付き合うという約束をしてわ。でも、あの人が不合格だったの」

と、答えた実雅子。聞いて頷く義隆。

「そうか。付き合おうと思うくらい相思相愛だったということだな」

と、確認する義隆。

「さあ、そこまでわからない。ただ、小学校も塾も一緒で受験という目標に向かっていたから、意気投合していたのだと思う。まだ、あの年頃だと、そんな愛とか、そういう感覚はなかったと思うわ」

と、実雅子が答えた。実雅子の言葉に相槌を打つ義隆。

「そういう感情を抱く以前に終わった恋か」

聞くという感じではなく、独り言のように話した義隆。

「会ってみないか?」

と、実雅子の顔を覗き込み話す義隆。

「会って?」

戸惑いを演じる実雅子。

「仲の良かった幼馴染みが会いたいって言っているのに突っぱねるのか?」

と、推す義隆。

「あの人は独身なの?既婚なの?既婚だったら、奥さんの意見を聞かないといけないわ。あなたは知っているから、いいけど」

と、いなした実雅子。

「それもそうか。しかし、会いたいということは、その辺りはクリアされているんじゃないか?」

と、少し後退した義隆。

「そもそも会って何を話せばいいの?」

話を振り出しに戻した実雅子。

「積もる話があるんじゃないか?」

と、聞く義隆。

「積もる話ね」

首をかしげる実雅子。微妙な雰囲気が二人の間に流れた。

「俺の方から、さっきの既婚かどうか、奥さんは承知なのか、その辺りは聞くよ」

と、答えた義隆。その場でスマートフォンを取り出し通話した。

「篠崎さん。先ほどのメールは拝見したよ。ところで、その佐川という男性は、既婚かい?」

と、単刀直入に聞く義隆。

「そうか。わかったよ。また、連絡する」

と、義隆は通話を終えた。
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