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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
この日の午後2時。義隆は、午前中の診療を終えて、メールをチェックした。30件近いメール。メールの一番下。要するに一番古いメールが目についた。

「寝取り・寝取らせについて」

    なんだ、これは?
    差出は、福永栄一。
    〇〇ハウスの担当。
    それにしては、
    このタイトルはなんだ?

    考えても仕方がない。
    読めばわかるだろ。

と、思った義隆。メールを開いた。

『先日の非礼をお許しください。本日は、部下がどうしても先生に伝えたいことがあるとのことで、メールを差し上げます。よろしくお願いいたします』

    案の定だ。
    これは想定内だが、
    これだけでは、
    タイトルが意味不明だ。

続く文章を読んだ。

『私は、佐川翔太と申します。実雅子さんの小学校の同級生です。私にとって実雅子さんは初恋の相手です。先輩の福永より聞きました。『奥様との夜の営みが重荷になっており、誰か代わってくれる人を探している』と。是非、志願したのですが、いかがでしょう!』

    小学校の同級生?
    初恋の相手?
    というか、福永。
    バカなのか?
    後輩に気安く話す
    内容じゃないだろ。

と、ムカついた義隆だが。内容自体は、気になった。というより、気に入った。

    32歳。熟れ頃だ。
    性的欲求が強まる時期。
    それはわかっている。

    しかし、
    それに応えるには、
    俺の体力は衰えている。
    自覚はある。

    不妊治療の結果、
    子供ができない脱力感。
    そして、
    できる見込みのない性行為。

    意味を見出せなかったと言えば、
    恰好をつけているだけだ。
    本音は、体力的に、気力的に
    厳しかった・・・。

    ほとんど正常位でしかSEXは
    できなかった。
    実雅子の体重を考えると
    腰を痛めていたこともあって、
    上に乗られることは不可能と
    諦めるしかなかった。

    しかし、実雅子を、
    このまま、エクスタシーを
    知らないまま、
    飼い殺しにするのは
    忍びない。
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