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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日

「なるほど『初恋の人』かいい響きじゃないか。面白いと感じるか、危険と感じるか、賭けだが。勝算があるんだな」
と、佐川に聞く篠崎課長。頷いた佐川。
「そうか。これで行くか?」
篠崎課長が福永に聞いた。
「良いと思いますよ。ダメ元ですよ」
と、福永が笑った。
「そうだな。『佐川翔太に全部』だな」
と、往年のクイズダービーのようなセリフを吐いた篠崎課長。本当は篠崎課長は、その世代じゃないのか?と思わず、視線を投げかけたのは、定年間際の渡辺支店長。見た目は、間違いなく、篠崎課長が年上にしか見えない・・・。
福永がメールを作成し、そこに佐川の文章を引用した上に、
「先日の非礼をお許しください。本日は、部下がどうしても先生に伝えたいことがあるとのことで、メールを差し上げます。よろしくお願いいたします」
と、添えた。メール送信。
賽は投げられた・・・。
時計は午前8時。朝礼が始まった。ラジオ体操。渡辺支店長の訓話。総務課長からの交通安全指導。経理課長からの経費精算は月内にするようにという話などがあった。
そして、会議。午後9時。
まだ、実雅子の旦那からの返信は来ない。
午後10時。契約後の詳細打ち合わせ。正午。昼休みに昼食。昼食から戻っても、返信はなかった。
午後1時。設計・工事・営業の三者打ち合わせ。午後1時40分。展示場での打ち合わせに出発。
午後5時。展示場での打ち合わせを終え、帰社。返信が来ない。
さすがに、篠崎課長も焦れてきた。福永も貧乏揺すりを始めた。重い空気。事情を知らない他の営業も帰社してきた。
「何かあるんですか?」
と、聞く古田主任。
「福永君のお客さんのことだから」
と、篠崎課長が下がらせた。
午後7時。退社時間が近づく。セコムのロックが掛かるのは午後8時。
福永のノートパソコンのメールサイトの✉のマークの中央に『1』とメールの着信を示す表示が付いた。
「よし!」
と、メールサイトを表示させた福永。
「違う。日東設備からの見積書だ」
と、ふぅッと息が漏れた。
「来ないか!」
と、ため息を吐く篠崎課長。
いや、絶対に来る!
俺の第六感が
そう言っている!
佐川は諦めなかった。日東設備からのメールの後、20分ほどして、また、✉に『1』が表示された。
と、佐川に聞く篠崎課長。頷いた佐川。
「そうか。これで行くか?」
篠崎課長が福永に聞いた。
「良いと思いますよ。ダメ元ですよ」
と、福永が笑った。
「そうだな。『佐川翔太に全部』だな」
と、往年のクイズダービーのようなセリフを吐いた篠崎課長。本当は篠崎課長は、その世代じゃないのか?と思わず、視線を投げかけたのは、定年間際の渡辺支店長。見た目は、間違いなく、篠崎課長が年上にしか見えない・・・。
福永がメールを作成し、そこに佐川の文章を引用した上に、
「先日の非礼をお許しください。本日は、部下がどうしても先生に伝えたいことがあるとのことで、メールを差し上げます。よろしくお願いいたします」
と、添えた。メール送信。
賽は投げられた・・・。
時計は午前8時。朝礼が始まった。ラジオ体操。渡辺支店長の訓話。総務課長からの交通安全指導。経理課長からの経費精算は月内にするようにという話などがあった。
そして、会議。午後9時。
まだ、実雅子の旦那からの返信は来ない。
午後10時。契約後の詳細打ち合わせ。正午。昼休みに昼食。昼食から戻っても、返信はなかった。
午後1時。設計・工事・営業の三者打ち合わせ。午後1時40分。展示場での打ち合わせに出発。
午後5時。展示場での打ち合わせを終え、帰社。返信が来ない。
さすがに、篠崎課長も焦れてきた。福永も貧乏揺すりを始めた。重い空気。事情を知らない他の営業も帰社してきた。
「何かあるんですか?」
と、聞く古田主任。
「福永君のお客さんのことだから」
と、篠崎課長が下がらせた。
午後7時。退社時間が近づく。セコムのロックが掛かるのは午後8時。
福永のノートパソコンのメールサイトの✉のマークの中央に『1』とメールの着信を示す表示が付いた。
「よし!」
と、メールサイトを表示させた福永。
「違う。日東設備からの見積書だ」
と、ふぅッと息が漏れた。
「来ないか!」
と、ため息を吐く篠崎課長。
いや、絶対に来る!
俺の第六感が
そう言っている!
佐川は諦めなかった。日東設備からのメールの後、20分ほどして、また、✉に『1』が表示された。

