パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第33章 決戦は金曜日

　　　　余裕で合格できる
　　　　○○女学院中学高校を
　　　　受験する実雅子。
　　　　俺は、A判定とはいえ、
　　　　予断を許さない
　　　　〇中学校。

　　　　余裕があるからか、
　　　　チョコレートと
　　　　パスケースを渡してきて
　　　　彼女気取りだった実雅子。
　　　　結果、俺は不合格。

　　　　やっと解放されたと
　　　　思ったら、まさかの
　　　　校門前で待ち伏せとか、
　　　　ストーカーみたいに。

　　　　あのお陰で、中学校に
　　　　居づらくなった。
　　　　見ていた何人かの
　　　　男子からは妬まれたのか、
　　　　執拗に揶揄われ、
　　　　先生からは、
　　　　「不純異性交遊はダメだ」
　　　　と、呼び出されて注意を。
　　　　あれもこれも、全部、
　　　　実雅子のせいだ。

　　　　おかげで、退学して、
　　　　地元の中学に通うことに。
　　　　当然、受験して他の学校に
　　　　行ったのに、戻ってくれば、
　　　　いろいろ言われて弾かれて。
　　　　実雅子のおかげで、
　　　　俺の中学三年間は地獄だった。
　　　　
　　　　二十歳の時も、ホストだと
　　　　言ったときの侮蔑するような
　　　　アイツの視線を忘れるものか。

　　　　紆余曲折あったが、
　　　　赤い糸か何か知らないが、
　　　　前世の祟りか何かかもしれない。

　　　　いい女になって、再会。
　　　　一度は好きだったこともあった女。
　　　　独身だったら、俺も考えた。

　　　　金持ちの歯科医と
　　　　結婚して贅沢三昧と聞けば、
　　　　地獄に堕としたくなるって
　　　　いうものさ。

　　　　しかし、あれだな。
　　　　20年経っても、
　　　　ムカつく女ってのは、
　　　　ムカつくものだ。

　　　　あの話し方、
　　　　あの視線、
　　　　陰気で纏わりつく感じが
　　　　俺には耐えられない。

　　　　露出癖があると聞いていたが、
　　　　想像通り、マゾ気質だ。
　　　　となれば、
　　　　一流のマゾにしてやるよ。
　　　　
　　　　そのためには、旦那だ。
　　　　旦那の了解を得て、
　　　　やりたい放題、
　　　　調教してやる。

　　　　旦那もあの手の
　　　　アダルト動画が好きなら、
　　　　まんざらでもないだろ。
　　　　そこらあたりも使えそうだ。