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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第28章 追跡
実雅子は、ふと思い出した。小学校時代に同級生だった佐川翔太のこと。一緒に○学園に通って中学入試を目指していた翔太。絶対○中学と言って頑張っていたけど受験に失敗。大阪○○学院に進学したけど、納得できなかったのか、校風に馴染めなかったのか、中退して、地元の中学に通い始め、小学校時代の同級生の女子に聞いた話では、不良化して、ヤンチャばかりしている問題児になっていた。それが、あるとき、夙川駅でバッタリ会ったとき、声を掛けてきて、

「実雅子さん」

と、いきなり馴れ馴れしく名前で呼ばれて、だれ?ってなった。

「翔太だよ。佐川翔太。覚えている?」

と、聞かれて、頷いた実雅子。思わず、

「どうしたの?その恰好」

と、聞いた。それくらい奇抜な服装に髪型だった。所謂「ツーブロック」という髪型で左右は刈り上げているけど、中央の髪の毛は長くて、眉を剃って、細くしたり、チェーンのネックレスに、イヤリング、指輪までしたり、雰囲気が違った。

「あ、これ?バンドしながらホストしているんだ。よかったら遊びに来てよ」

と、名刺を渡された。そこには佐川翔太ではなく、『四鬼魔-翔』とあった。

    「四鬼魔=色魔?」と
    思った実雅子。
    色魔って
    「女たらし」のことよね
    ホストだから?

と、思った実雅子。あの後、翔太が、大手ハウスメーカーの○○ハウス工業に就職したと聞いて、安堵したことも思い出した。ホストからハウスメーカーの社員へ。そんなことがあるのね・・・と思いながら、地頭が良かったことを思い出して、

    どこでも
    やっていけるのかも?

と、思ったことを思い出し、ハウスメーカーに接待要員として就職したのかもしれないと実雅子なりに理解した。

    だとすると、
    壮輔さんの話も
    満更、出鱈目でも
    なさそう。

と、思った実雅子。
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