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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第19章 ゴルフ練習場で
森が帰ると、

「どうなんだい?実際、売れそうなのか?」

反町が聞く。

「んなわけないだろ。アウトドアのゴルフ練習場自体、もう潰れるしかないところがほとんどだ。さっき、反町さんが答えた通り、解体して宅地分譲とかしかない。それも難しいかもしれないが」

重村が答える。

「だろうな。でも、景色は悪くはない。小さいが、緑に囲まれていて、山に向かって打つ感覚も悪くないのだけどな」

反町が言いながら、ソファから立ち上がりながら、

「じゃ、行くか?」

重村に言った。重村が、座椅子から立ち上がった。

「そうだな。ネット情報だけじゃわからないことが多いからな」

●●ゴルフセンターに向かった反町と重村。ボルボ XC90は快速を飛ばして、走る。ワインディングロードを駆け抜けるボルボ XC90。

それほど遠くはない。住宅地を抜けて、山道をグイグイと登るボルボ XC90。20分ほどで到着した。

「荒れている感じはないな」

と、以前を知る反町が見回して言った。懐かしい「軽食・喫茶」の看板。

「年末まで営業していたみたいだな」

重村が、入り口のドアに貼られた「閉鎖の挨拶」の末尾を見て言った。

「みたいだな。ここは珍しい天然芝だったからな。管理も大変だったんだろう」

と、懐かしむ反町。

「そうなんだな。それは一度来ればよかった」

と、惜しみながら鍵を開けてシャッターを上げた重村。

「オーナーの人柄だよ。綺麗に片づけてある」

中に入ると、反町が言った。たしかに、綺麗に片づけてあり、最終日も、明日も朝から開店という雰囲気だったのだろうというセンター内。

古いレジスター。古いタオルウォーマー。昔ながらのバスケットにボールが入っているタイプ。ボールは洗われて、綺麗な状態でバスケットに収まっている。

長椅子があり、その向こうに打席がある。打席は31番まで。4番、9番、13番などが欠番になっているから、打席数は、24。

打席は傷んではない。幅2.5mほどの打席。打席間の区切りは綺麗な状態だ。見る限りネットも傷んだ箇所はなさそうで、グリーンのフラッグは片付けられていた。距離を明示する立て看板は、固定されているのか、残されていた。

天然芝。誰も手入れをしていないはずだが、意外に綺麗だった。年末まで営業していたからか。新緑が眩しい。
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