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なりすました姦辱
第1章 脅迫されたOL
「……困るでしょ? あんな動画が拡散したらさ」
「最っ低……!」

 震える睫毛越しに、潤んで揺れる瞳を鋭くして吐き捨てるが、抵抗が再開されることはなかった。

 土橋が僥倖で得たこの切り札は、実に効果絶大だ。
 しかし毎度々々、抵抗するたびに突きつけてやるのも面倒なので、

「その最低な男とエッチするんだよね、今から。さ、手、出して」
「……は?」
「両手、縛るから」

 驚愕した汐里が、慌てて両手を体とマットレスの間に隠す。

「しょうがないなぁ、エッチするためにここに来てるくせに」

 愚鈍そうな図体をした土橋だったが、意外にも身軽に体を動かすことができた。手際よく汐里を裏返し、体の下に隠していたからこそ無防備となってしまう両手を、容赦なく後ろへと捻じりあげる。

「いっ……、だから、痛いってっ!」

 キーキー喚き散らしてくるが、太ももの付け根に跨って体重をかけられては、汐里は脛をバタつかせる程度のことしかできなかった。下手に抵抗しようとすると、余計に肩や腕に痛みが走り、

「……ね、ねえ……、お願い。もう抵抗しないから、こんな暴力は、やめよ? ……ね?」

 力で抵抗するのは完全に不利だと悟ったか、汐里は急に動きを止め、横顔のまま目線だけを後ろへ向け、多分に甘えを含ませた声音で訴えてきた。

 どうせそうやって、土橋を……きっと土橋だけではない、多くの男を誑かし、金をせしめてきたのだろう。実生活でも、彼氏を始めとした男たちにチヤホヤとさせ、少しでもシナを作って見せれば、優しく許してもらってきたのにちがいない。

 保彦は躊躇うことなく、タオルで手首を固く結び終えると、捕縛された罪人さながらの姿になった汐里の体を、息つく暇なく翻した。

「……くっ、……やめてってばっ、変態!」
 
 屈辱を呑んで甘えてやったというのに、裏に表に、粗雑に扱われた汐里が、いましがたの媚びっぷりはどこへやら、あっさりと態度を元に戻して罵倒してくる。手を繋がれてはスカートを下ろすこともできず、引き裂かれたパンストと唾液の染みを広げたショーツが丸出しだ。仰向けになると自重が手首にかかることになるが、マットレスが緩和してくれているから痛みはないはずで、それだけに恥辱が生粋に苛んでくるのだろう、乱れた前髪を整えることもできずに、怨念じみた双眸を向けてきている。
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