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女旅芸人衆の淫ら旅
第1章 第一章 医は妊術なり
良案の股間に強張りがなくなり、
遮二無二(しゃにむに)手だけが虚しく揺れ動いているのを目敏(めざと)く見てしまったお瞭は憤慨した。
「なによ!恥を忍んでおなごからハメて欲しいとお願いしたのに、全然抱く気もないじゃない!
やっぱりおなごとしての魅力に欠けるからなのね」と諍(いさか)う。
「ち、違うんです!ほ、ほら、僕は船酔いでろくに食べ物を食べてないから持久力を失っているから…」
良案は思い付きで嘘を並べた。
まさか、ドクターの見事なへのこ(ペニス)と比べられるのが怖くて怖じ気づいたなんて言えるはずもなかった。
「いいのよ、慰めてくれなくても…
私がオカチメンコだから勃つものも勃たないとハッキリ言ってもらった方がせいせいするわ」
お瞭は姿勢をただすと、めくりあげた着物の裾を元に戻して、
膨れっ面で布団部屋を抜け出した。
待って!お瞭さん!
真実を話して、男の気弱な部分を理解してもらおうと、後を追おうとしたが、忘れかけていた船酔いが急激にぶり返して、良案はその場にヘナヘナと座り込んでしまった。
あれから、お瞭は一言も良案に言葉を投げ掛けてくれない。
勃起しなかった言い訳を伝えようとお瞭さんの手を握ってみても、それを邪険に振り払われ「いい女しか抱けない軟弱者!」と接触を試みる度に罵倒された。

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