この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去

「お母さん、名器らしいわよ」
わたしは湯船に浸かりながら、向こう側から聞こえてきたシュウたちの会話を掻い摘んで話した。
「メイキ?」
母には耳慣れない言葉だったみたい。それはそう。わたしみたいに性的な好奇心が旺盛だったら別だけど、母みたいにお堅い人には無縁の言葉。
「そう。名器って締まり具合が良くて、男性のアレをギュッとホールドして、感じさせる膣のことを言うのよ」
わたしが説明すると、自分の股間を見る母・・・。実感はないみたい。それはそう。だって、男性が感じるもので女性が感じるものではないし、わかるものでもないのだから。
「っていうか、そんな名器の妻を持ちながら浮気をして出て行くお父さんって、マジでバカよね」
わたしが笑うと、苦笑する母。やはり名器の実感はないみたい。
「さっき、お母さんも気持ち良かったのなら、楽しんだらいいのよ。気持ちよくなるの嫌なの?」
わたしが尋ねると、苦笑いを続ける母。
「まるで、あなたが保護者ね」
母は呟いた。そうかもしれない。でも、保護者が子供にエッチを勧めることなんてないだろうけど。
「だってお母さんがあまりにも消極的だから。わたしならこんなチャンス逃さないわ。だって、みんな、アレが立派だもの。見ているだけで疼いちゃう」
わたしが話すと、
「なんて子なの。セックス狂いね」
と、呆れた母。
「わたしは自分に素直なだけ。お母さんの方がいろいろなシガラミに捕らわれているだけよ」
わたしはそう答えた。本気だったから。
「シガラミ?」
わかっていない感じの母。
「そう、世間体とか、古い観念とか、道徳とか」
わたしがそう言って笑うと、眉を寄せて難しい顔をした母。
「そういうものを吹っ切るとあなたみたいになるの?」
わたしを見る母。批判的という感じではなく、疑問を抱いている感じだった。
「そう。そもそも誰もかも、他人のことなんてそんなに気にしていないし、人生は一度しかないから、自由に生きた方がいいって思うの」
わたしは常日頃から思っていることを言葉にして伝えた。母は、
「たしかに、人生は一度しかないけど、自由・・・」
わたしの言った言葉を嚙みしめるように反芻した母。
わたしは湯船に浸かりながら、向こう側から聞こえてきたシュウたちの会話を掻い摘んで話した。
「メイキ?」
母には耳慣れない言葉だったみたい。それはそう。わたしみたいに性的な好奇心が旺盛だったら別だけど、母みたいにお堅い人には無縁の言葉。
「そう。名器って締まり具合が良くて、男性のアレをギュッとホールドして、感じさせる膣のことを言うのよ」
わたしが説明すると、自分の股間を見る母・・・。実感はないみたい。それはそう。だって、男性が感じるもので女性が感じるものではないし、わかるものでもないのだから。
「っていうか、そんな名器の妻を持ちながら浮気をして出て行くお父さんって、マジでバカよね」
わたしが笑うと、苦笑する母。やはり名器の実感はないみたい。
「さっき、お母さんも気持ち良かったのなら、楽しんだらいいのよ。気持ちよくなるの嫌なの?」
わたしが尋ねると、苦笑いを続ける母。
「まるで、あなたが保護者ね」
母は呟いた。そうかもしれない。でも、保護者が子供にエッチを勧めることなんてないだろうけど。
「だってお母さんがあまりにも消極的だから。わたしならこんなチャンス逃さないわ。だって、みんな、アレが立派だもの。見ているだけで疼いちゃう」
わたしが話すと、
「なんて子なの。セックス狂いね」
と、呆れた母。
「わたしは自分に素直なだけ。お母さんの方がいろいろなシガラミに捕らわれているだけよ」
わたしはそう答えた。本気だったから。
「シガラミ?」
わかっていない感じの母。
「そう、世間体とか、古い観念とか、道徳とか」
わたしがそう言って笑うと、眉を寄せて難しい顔をした母。
「そういうものを吹っ切るとあなたみたいになるの?」
わたしを見る母。批判的という感じではなく、疑問を抱いている感じだった。
「そう。そもそも誰もかも、他人のことなんてそんなに気にしていないし、人生は一度しかないから、自由に生きた方がいいって思うの」
わたしは常日頃から思っていることを言葉にして伝えた。母は、
「たしかに、人生は一度しかないけど、自由・・・」
わたしの言った言葉を嚙みしめるように反芻した母。

