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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
大柄な社長の目が綾乃を見据え
目の中 一瞬の光が 
低い声が綾乃の耳の中に

「 成田さん 今日は時間が無いので
  このまま お帰り下さい 」

綾乃は俯いて 頷いた

・・・ スミマセン ・・・・

小さく言葉を出し 社長を見上げた

「 あした・・・ 」

見下ろして来る社長の目の獰猛な光を見て
綾乃は俯いた

「 私の家に 10時に こいつに迎えさせるから 」

顎を上げ和彦を指した 綾乃は社長の目を見て
頷き机の下に 脱ぎ捨てられたストッキングと
小さく丸まった白い布を拾い上げ 
大柄な社長の横を、足早に走り抜け
逃げるように社長室を出た

康二は浮かない顔で 箸を進める綾乃を
伺い ついに言葉を出した

「 仕事 大変か? 」

綾乃が 考え事をしていた目を見開き
慌てて首を振り 作ったような笑顔で

「 大丈夫・・・ でも・・・ 」

「 無理かも・・・・ 」



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