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心の中のガラスは砕けて散った
第8章 綾乃と綾
早紀と会話の無いまま1週間が過ぎ 毎日の商談も
身が入らないまま過ぎて行く、外回りとボードに書き
ファミレスで時間を潰し、帰社した後のアポイントも
無いまま月末まで1週間

金曜日 いつも通りの朝の行事が終わり、和彦は
駐車場へ向かおうと、入り口のドアに手を掛け
大柄な社長の姿に、ドアを開け社長が入って
来るのを待った 社長が前を通り、
和彦は頭を下げ出ようとした時、声が

「 山田君 今月は? 」

何時もなら、今月の成約に名前の載っている
和彦の名前の無い事を、毎日ボードを見ていた
社長は気に成り声を掛けて来た

「 一応 3組程、見込みは・・・・ 」

下を向いて答えて、ドアの外へ足を踏み出した

「 山田君! 山田君!! 」

社長の声に和彦は、もう一度社長の前に戻り
180位か体格の良い社長を見上げた

「 経理の 菅原さんが今月いっぱいでね
  ご主人の急な転勤に着いて行くそうなんだ
  ベテランの彼女が居なくなると
  誰か、知り合い居ないかな? 居たら
  紹介して欲しい、君なら知り合い多いだろうし
  お客様で働きたい人でも、紹介を頼む 」

見下ろして来る社長の、優しい眼差しに和彦は
探してみます、と小さく言い ドアを出て 駐車場に
向かった、 車に乗り、エンジンを掛けてハンドルを
握り、何処で夕方まで過ごそうか・・・・

ギアーを入れた 
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