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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月
赤黒い肉竿に真っ赤なルージュが糸を引く様に
線を描き、見降ろしていた康二は早紀を
抱き上げベッドに後ろ向きに
短いスカートを捲り上げ パンティーを引き下ろし
濡れた膣の中、膨らんだ亀頭を押し込み
腰を掴み激しい抽送を始めた
肉竿を深く押し込む度、早紀はシーツを強く握り
呻きを上げ続け、肉竿を包むヌメリを帯びた膣壁は
亀頭を肉竿を喰らうように蠕動してくる
早紀の喘ぎと呻きの中 疼きは高まり爆発するように
膣の中、子宮に白濁を注ぎ込んだ
腰を押しつけ呻きを上げ、早紀の体がベッドに
倒れ込み康二はタオルで体を拭き、
脱ぎ捨てた服を纏い、ベッドに倒れ込む早紀を
起こして足早にホテルの部屋を出た

取り留めない会話は 走り抜ける街中を抜け
二人の住む町内の入口に差し掛かり、康二は
車を止め 早紀が足早に降りて車の中を覗き込む

「 後で電話を・・・ 」
康二が頭を下げ

「 待ってる 」
長い髪の間から覗く瞳が、康二を見つめ
ドアを閉めて 背中を向け歩き出した
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