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やっと、逢えた
第6章 吸血鬼
「ごめん。
変なこと、言っちゃったよね?
付き合ってる訳でもないのに、
ハグとか、キスとか、あり得ないし、
それに、紫さん、触れたら気絶するし、
俺の毒にやられて、最悪死ぬかもしれないんだから…」


「あの…。
先生のお母様は、その…、どうして無事にご出産することが出来たんですか?
同じO型の亜種だったんですか?」


彼女はとても論理的な思考をするようだった。


「その辺りは随分昔のことだから、
血液検査とか、研究は出来なかったし、
母はもう亡くなったから判らないけど。
親父曰く、
運命の女性(ヒト)なら、
相手は死んでしまうことはなくて、
無事に出産出来るし、
緩やかに血液構造も変異していたんじゃないかと。
今ならもっと詳しく調べられるかなと思ってる。
それと、不思議なんだけど、
うちの家系、生まれてくるのは何代にも渡って男だけなんだ。
出産で負担がかかることを心配して、
大抵子供は一人。
男の子だけだから、必ず外から、
運命の女性(ヒト)を探して、結婚する。
そういうわけだかや、親戚はほとんど居ない。
海外に、同じ体質というか、O型の亜種の一族は僅かにいて、
交流はしてるよ」
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