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天狐あやかし秘譚
第122章 神算鬼謀(しんさんきぼう)
もう・・・とうの昔に私の心は完全に緋紅様に逆らえなくなっている。
快楽に抗えなくなってしまっているのだ。

「わかり・・・ました」
ゆらりと立ち上がると、スルスルとパジャマの下を脱ぐ。
少し躊躇したけれども、アナルプラグをつけたまま、指をそっとオマンコに伸ばしていった。

「違うよ。水無」
そうたしなめられて、ビクリと手を引っ込める。

「え・・・」
「お風呂場でやったみたいに、アナルでオナニーするんだ。・・・ああ、そうだ、いいものがあるよ・・・ほら」

手元にある引き出しの一つを開くと、そこから男の人のおちんちんを模したようなシリコン製と思しき代物を取り出してきた。

「ん・・・?ディルドを見るのは初めてかい?」
私が目を丸くしてそれを見ていると、緋紅様がくるくるとそれを弄んで見せた。少し弾力があるみたいだった。

「これで、アナルオナニーをしてご覧・・・プラグよりももっと気持ちいいはずだよ」

あ、もちろん、服は全部脱ぐんだ。
そう言い添えられ、観念した私はパジャマの上も脱いだ。ナイトブラも外し、生まれたままの姿を緋紅様の前に晒す。オマンコの辺りに薄く生えた陰毛には先程から染み出していた女の子の蜜が絡みつき、行灯の光を返してキラキラと淫靡な光を放っていた。

そして、ディルドと昼間に私に使われたローションを手渡される。ディルドは色こそピンク色をしているけれども、形はかなりリアルで、一番張り出しているところは、今、私の中に入っているプラグの最も大きなところと同じくらいの大きさだった。

「さあ・・・アナルセックスの練習だと思って・・・まずはたっぷりとローションをつけるんだよ。アナルは繊細だからね。」

言われたとおりにちゅるちゅるとボトルからローションを絞り出し、たっぷりとディルドにまとわせる。手がヌルヌルになり、畳にねっとりとしたローションが溢れてしまうが、緋紅様は気にしなくていいと言ってくれた。

「水無はお風呂場でプラグを出し入れしたんだよね・・・ということは、もう、手を使わなくてもプラグを押し出せるね?」

・・・図星だった。何度も出し入れしている内にコツを覚えてしまっていた。どこにどう力を入れればプラグが押し出されるか、わかってしまっていた。

でも・・・

その行為は排便のそれと似ている。やっぱり人前では恥ずかしい。
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