この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第113章 第113章:【第22話 件】運否天賦(うんぷてんぷ)
『アレ』から同じ夢ばかりを見る。それは、まるで禁忌を冒した私への『罰』のようだった。
知らない洞窟、
遠くで戦っている二人の人物、
鏡で覗くと、そこには自分と同じ姿をした巫女服の女性が何者かの手で槍によって刺し貫かれている。夢はいつもそこで終わる。
夢の中の私は槍の持ち主を見ることはできないが、あの槍には確かに見覚えがあった。なぜなら何度も自身の神宝『沖津鏡』を通して見てきたからだ。
水有の顔を見て、一度目をつぶる。
そう、あの槍は・・・
私は、震える手をギュッと握りしめる。
「守らなきゃ・・・水有を・・・」
誰にともなく、私はつぶやいていた。
知らない洞窟、
遠くで戦っている二人の人物、
鏡で覗くと、そこには自分と同じ姿をした巫女服の女性が何者かの手で槍によって刺し貫かれている。夢はいつもそこで終わる。
夢の中の私は槍の持ち主を見ることはできないが、あの槍には確かに見覚えがあった。なぜなら何度も自身の神宝『沖津鏡』を通して見てきたからだ。
水有の顔を見て、一度目をつぶる。
そう、あの槍は・・・
私は、震える手をギュッと握りしめる。
「守らなきゃ・・・水有を・・・」
誰にともなく、私はつぶやいていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


